今週末は高松宮記念
春の訪れと共に始まる春のG1シリーズ。
今年に入ってすでにダートのG1フェブラリーSが施行されているので今年2発目のG1だけれど気持ち的には「今年1発目!」のG1って感じ。
まぁ、中京競馬場の小回りの電撃戦なので、このレースも例外扱いで世間の競馬ファンにとっては桜花賞が「今年1発目!」のG1になるのかもしれないけれどw
今日は過去の高松宮記念の傾向から簡単にデータ分析を。
JRAのホームページからの受け売りですけど。
そこには「外枠が有利だ!」とか「前哨戦は阪急杯組が有利だ!」とか「差し馬が有利だ!」というデータも載っていますが、一番興味深い(アテにできる)のは
「マイル以上の重賞に実績のある馬が強い!」
というデータでしょう。
マイル以上の重賞で連対経験がある馬の3着内率が32.1%に比べて、連対経験がない馬の3着内率は9.8%。
さらに単勝オッズ20倍未満の人気馬に絞ればさらに信頼度がアップして3着内率が51.6%に跳ね上がる。
かなり信頼に足るデータだと思われますねぇ。
で、今回の登録馬のなかで「マイル以上の重賞で連対経験のある馬」は
エーシンフォワード 【NZT(G2)2着、アーリントンC(G3)2着】
サンカルロ 【NZT(G2)1着】
ファイングレイン 【NHKマイル(G1)2着、NZT(G2)2着】
3頭だけ。しかもすべて3歳馬同士のレースばかりで古馬混合レースでの連対経験はなし。
さらに「G1での3着実績」は「重賞連対実績」に匹敵すると考えると
アイルラヴァゲイン 【NHKマイル(G1)3着】
キンシャサノキセキ 【NHKマイル(G1)3着】
グランプリエンゼル 【NHKマイル(G1)3着】
の3頭が追加。いずれも3歳限定G1のNHKマイルCの3着馬。
こうしてみるとNHKマイルCはマイル能力よりもスプリント能力が要求されるのだと改めて感じますなぁ。
で、この6頭のうち高松宮記念で実際に好走した経験があるのがファイングレインとキンシャサノキセキ。
2頭とも実績も十分で今回も期待できそう。
ということで、「過去の高松宮記念の傾向」からつけた印はこんな感じ?
◎エーシンフォワード
○ファイングレイン
▲キンシャサノキセキ
△サンカルロ
△グランプリエンゼル
エーシンフォワードは近走充実で、前哨戦として信頼できる阪急杯好走組。
ファイングレインは近走不調も実績は一番。高松宮記念勝ちの経験もあり。
キンシャサノキセキは不器用も前走の勝ちっぷりは成長の証し。高松宮記念2着の実績。
サンカルロは唯一のマイル重賞「勝ち」の実績。阪急杯からの巻き返しに期待。
グランプリエンゼルは近走不振も穴馬の素質あり。
明日は血統分析を少々。

